場合の数 -組合せ-
組合せ : n個の異なるものの中からr個をとる取り方。
それらの総数を nCr(C は combination の頭文字)と書く。このとき
が成り立つ。もちろん、n ≧ r である。さらに、 0! = 1 から nC0 = 1, nCn = 1
考え方 r個の取り方が x通りあったとする。ある1組のr個から順列は、r!通り作れる。
すると、r個とって並べる順列を考えると nPr 通りの順列が作れるので、次の方程式が成り立つ。
x・r!=nPr
したがって、求める組合せの総数は
となる。
nCrの公式
考え方 : r個取って来るのは、n−r個残してくるのと同じである。
考え方 : n個の中の1個に印を付けて、特別扱いする。
r個取る取り方は、その中に、この特別な1個が入っているか、入っていないかの2通りである。そこで
・入っている場合が、n-1Cr-1通りである。なぜなら、特別な1個を除いたn−1個の中からr−1を取ってきて、特別な1個を付け加えると、その特別な1個が必ず入ったr個を取り出したことになる。
・入っていない場合は、n-1Cr通りである。なぜなら、特別な1個を除いたn−1個の中からr個取ってくれば、絶対にその特別な1個が入っていないr個を取り出したことになる。
二項定理
それらの総数を nCr(C は combination の頭文字)と書く。このとき
= n! / (n-r)!r! |
が成り立つ。もちろん、n ≧ r である。さらに、 0! = 1 から nC0 = 1, nCn = 1
考え方 r個の取り方が x通りあったとする。ある1組のr個から順列は、r!通り作れる。
すると、r個とって並べる順列を考えると nPr 通りの順列が作れるので、次の方程式が成り立つ。
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nCrの公式
考え方 : r個取って来るのは、n−r個残してくるのと同じである。
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考え方 : n個の中の1個に印を付けて、特別扱いする。
r個取る取り方は、その中に、この特別な1個が入っているか、入っていないかの2通りである。そこで
・入っている場合が、n-1Cr-1通りである。なぜなら、特別な1個を除いたn−1個の中からr−1を取ってきて、特別な1個を付け加えると、その特別な1個が必ず入ったr個を取り出したことになる。
・入っていない場合は、n-1Cr通りである。なぜなら、特別な1個を除いたn−1個の中からr個取ってくれば、絶対にその特別な1個が入っていないr個を取り出したことになる。
二項定理