A Scandal in Bohemia -ボヘミアの醜聞-
　1888年3月20日。結婚後はじめて221bを訪れたワトスンとホームズの元にボヘミア国王が訪れる。
　依頼の内容は、3日後に自分とスカンジナビア王女との婚約発表がある。ところが昔の恋人アイリーニがそれに腹を立て、同日に昔2人で撮った写真と手紙を相手方に送ると脅迫してきた。ぜひそれらを取り返して欲しいというものであった。

The Blue Diamond -青いダイアモンド-
　クリスマスがすんで二日目の事、ホームズは一つのみすぼらし帽子を研究中だった。
　その帽子はピーターソンが今朝拾ったもので、一緒にあったニワトリと共に、持ち主を探して欲しいとホームズの所へ持ち込んだものであった。そしてなんと、ニワトリの餌袋からモーカー伯爵夫人所有の盗まれた『青いダイヤモンド』（発見者に賞金･1000ポンド）が出てきたのだった。

The Copper Beeches -ブナの木屋敷-
　早春の朝、一人の女性家庭教師―ハンター嬢が221bを訪れる。今度家庭教師として勤務しようと思っている家｢ブナの木屋敷｣の主ルーカースル氏の出した条件があまりにも不思議なのものなので相談に来たというのだ。仕事内容は家庭教師の他に青い服を着ること、そして髪の毛を短くして欲しいというものだった。彼女は何かがあればすぐに駆けつけるというホームズの約束を取り付けると安心して221bを後にした。

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